嫌オタク流
中原昌也、高橋ヨシキ、海猫沢めろん、更科修一郎著、『嫌オタク流』、太田出版、2006年を読む。
えーと、タイトルは『オタクVS.サブカル』とか『サブカルの逆襲』の方がよくないか。
内容は、サブカルな人にオタクな人がオタクを解説し、それをネタに「オタク、ダメじゃーん」という主張をくりかえすというもの。 オタクとは言うものの、主には、『電波男』とか、「オタクエリート」とか、最近の萌えムーブメントなどの、近年の盛り上がりが見られるものが仮想論敵になっている。
この本の内容は、雑談の割合が非常に高く、それが仮に存在するとして「オタクの問題」に何らかの寄与をしたのかどうかはよくわからない。 というか、実はサブカルもオタクもどうせ遠くから見たらそんなにかわらないんだから、仲よくすればいいのにという気が。
個人的には、『デス・パフォーマンス』とか、知らなかった変な本がいくつか紹介されていたのがヒットだった。
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