カリスマ 4
新堂冬樹原作、八潮路つとむ構成、西崎泰正作画、『カリスマ (4)』、アクションコミックス、2006年を読む。
以前に1巻を取り上げた本書は、同名の小説のコミックスで、この巻で完結。
最初は、概ね、原作に沿った展開だったが、この巻に来て、急展開。 概略はだいたい原作の通りなのだが、いきなり終わってしまった。 ここまでの巻では、風采の上がらない主人公の妻がカルト宗教に巧妙に誘い込まれ、洗脳される過程を比較的ていねいに描いていた。 ところが、ここに来て急展開したため、あまりにあっけなく、洗脳が解けてしまい、ちょっとなんだかなという感じになってしまった。 元々、原作でも、洗脳を解く部分はあまり触れられていないのだけど、これはいくらなんでも簡単過ぎるような。
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