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2006.03.27

白き狼の歌

マイクル・ムアコック著、中村融訳、「白き狼の歌」、文藝別冊「ナルニア国物語」所収、河出書房新社、2006年を読む。

これは、「時の果てのエルリック」などのようにエルリックの番外編の短編。 今回、文藝別冊「ナルニア国物語」に掲載されたというので、購入してみた。 ちなみに、オースン・スコット・カードの「王女様と熊」、ジェイン・ヨーレンの「闘竜」も掲載されている。

「白き狼の歌」のお話は、エルリックが、多元宇宙のどこかに漂着して、『堕ちた天使』などのフォン・ベックと出会い、元の世界に帰還するというもの。 これまた、初期に書かれたエルリックの物語のファンには、ちょっとつらい作品かも。 読んでいるものを幻惑させるようなディテール、思わせぶりな会話、同一存在が役回りと背景を変えて登場する、全体像は断片的にしか語られない…。

…って、書いていて何かに似ていると思ったら、アルファシステムの〈七つの世界〉シリーズに似ているんだ。 アルファシステムの「世界の謎」が好きな人にはおすすめのシリーズか? ただし、ムアコックの関連作品が全部訳されるとは、到底思えないのだけれど。

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