ハリー・ポッターと謎のプリンス 上
J.K.ローリング著、松岡佑子訳、『ハリー・ポッターと謎のプリンス(上)』、静山社、2006年を読む。
発売日にゲットしたものの、やっと読みはじめる余裕ができた。 うーん、強烈な1週間だった。
それはともかく。 ハリー・ポッターは全7巻ということで、この前の5巻があまりに暗いというか救いがないお話だったから、この6巻はいかに転換できるかがポイントだった。
少なくとも上巻は、5巻とはうってかわって、随分素直なファンタジーものになっていて、かなり読みやすい。 迫る危機、敵の親玉の過去の真相といった感じで、どんどん盛り上がる。 また、最初の頃は単なるいじめによるいざこざが多かったのだけれど、6巻では、男の子と女の子が互いに意識してぎすぎすするという方向にシフトしていて、ほほえましい。 巻がすすむとどんどん厚くなるので、最後はどうなるのかと思ったけれど、一応、厚さの増加はおさまったっぽい。
後は、下巻で待ち構える謎のプリンスの正体と悲しい別れとは何かというところか。 とりあえず、わくわく。
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