世田谷一家殺人事件
齊藤寅著、『世田谷一家殺人事件 -- 侵入者たちの告白』、草思社、2006年を読む。
本書は、2000年12月30日に起こった宮澤一家の殺人事件の犯人を特定したと主張する本。 世田谷一家殺人事件だけでなく、関連すると主張するいくつかの事件の取材を、ドキュメンタリータッチで描いている。
本書の主張は、アジアからの留学生の一部が、犯罪組織クリミナル・グループを形成しており、近年のいくつかの事件は彼らの起こした犯罪であり、世田谷一家殺人事件に関してもそうであるというものだ。 主な根拠は、指紋に関する警察筋からという情報、クリミナル・グループのメンバーからという証言などだ。
書いている人の立ち位置などによる記述の幅を考えると、本書の記述がどのくらい本当かは、犯人の検挙を待つしかないような。
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コメント
こんな感じです。
投稿: デ・ジモン | 2006.07.27 03:00