嫌われ松子の一生
映画「嫌われ松子の一生」を観る。
これは、同名の小説の映画化で、「下妻物語」の中島哲也監督作品…なのだが、「下妻物語」のような作品を期待する人向きではない。
お話は、中学教師の松子が、ちょっとした事件から退職し、次々と転落の人生を歩み、最後に荒川で死体が発見されるというもの。 映像は、CGなどが活用され、「下妻物語」以上にパワーアップし、非現実的な世界を描き出す。 主演の中谷美紀も、捨て身の演技。
…なのだが、とにかく話が、悲惨すぎ。 どんなに、映像で飾っても、ダメな男にほれて、人生をかけてしまい、救いようのない状態が続くので、観ていて気分がかなり落ち込む。 映像はすごいのだが、その辺は覚悟して観た方がいいと思う。
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