入門Webマッピング
Tyler Mitchell著、大塚恒平他訳、『入門Webマッピング -- 自分で作るオリジナルのデジタル地図』、オライリー・ジャパン、2006年を買う。
本書は、オープンソースのGIS(地図+データベース)システムの入門書。 主にMapServer、OpenEV、PostGISなどを紹介している。
載っている例は、原書通りで、当然アメリカなどのものが多い。 一応、ふろくで日本向けに無料で入手できるデータなども紹介されている。 結構、GISを使ってみたくても、データの入手の方にお金がかかったりするという障壁があるので、この辺はありがたいかも。
本書の内容は、主にはデータの形式や地図の投影法、ツールの使い方などだ。 実際にこう使うと、こういう応用がという部分には踏み込んでいない。 そこは結構、GISの肝のはずなので、そういう本も欲しいところ。 あと、Ajaxなどで地図を提供するサーバのシステムの部分の書き方とかが紹介されている本があるとうれしいかも。
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