げんしけん 8
木尾士目著、『げんしけん (8)』、アフタヌーンKC、2006年を読む。
帯がすごい。
オタクだから、恋をした。
オタクのダメさを、ダメな側に立って、そこにあるしあわせを描いてきた『げんしけん』も、単行本完結直前で、とうとうオタクカップルの成立に。
しかも、サークルの夏合宿。
しかも、オタクが原因のトラウマとそこからの回復ストーリー。
ここまで、オタクのしあわせを描いてしまうというのも、すごいというか、なんというか。 もともと、(少なくとも片方が)重度のオタクなカップルが2組存在しているという、すごい話だったわけで、こういう方向は最初からあったのかもしれない。
しかし、ここまで、大学のオタク系サークルのしあわせを謳歌しちゃっていいのか?
などと思ってしまうのは、わたし自身のトラウマですか、そうですか…
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