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2006.08.20

映画「ゲド戦記」

というわけで、映画「ゲド戦記」を観てきた。

話に聞いていたほどひどくはなかった。 だけど、これは、アニメに熟練した人が作ったようには感じられない作品だったというか。 いや、実際そうなんだから、しようがないというかなんというか。

うーん、これを原作者に見せたのはすごいと思う。

個人的には、こういう大作にならなければならなかった作品を1作目でやるのは、望ましくないのではないかと。

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コメント

はじめまして☆私も先日“ゲド戦記”を見に行きましたよ!私の感想は「突っ込み所満載だな」でした。話が飛び飛びで分かりづらかったです。 私が一番がっくしきたのはアレンの性格でした。あのへタレ度が見ていて腹立ってきましたし、最後の方まで引きずりすぎたんじゃないかな?とも思いました。あと、テルーは役者さんの勢いがもう少し欲しかったなと個人的に思いました。でも音楽はとっても綺麗でそこはすごく満足できましたよ☆

投稿: 奈々美 | 2006.08.21 00:52

奈々美さん、こんにちは。

ああ、あまり深く突っ込まないで「時をかける少女」でも観て、さくっと忘れようと思っていたけど、コメントをいただいたので…。

ストーリーは、盛り上がりと説得力にかけると思いました。
アレンがアレなのは、制作者の分身としての側面が強く出過ぎたのではないかと、勝手に想像しました。見ていると、制作者自身の内的問題を、かなりナマで未消化なレベルで見せられているような気になってしまいました。こういうのは、もうちょっとひっそりと公開するのにふさわしいのではないかと。
結局のところストーリーは、アレンの心情を説明するために、原作のあちこちから断片を集めて、つぎはぎにしてしまったように思えました。問題は、その心情が、「なんとなく」というレベルでとどまってしまっていて、あまり語るべき内容がなかったことなのですが。
個人的には、竜がかっこよくないし、ちっとも怖くないのが一番残念でした。

…と、なんだかんだと思うところは多いのですが、週に4、50本も放送されているアニメ作品の数々と比べると、そんなにひどいもんでもないようにも思えて、また…。

投稿: ちはや | 2006.08.22 02:03

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