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2006.08.16

日本の四次元地帯駒木野の真実

「Spファイル」という同人誌があり、今回のコミケでは3号が販売されていた。

この特集は「日本の四次元地帯駒木野の真実」であった。 駒木野は昨年の夏に発売され、本ウェブログでも取り上げた篠田節子著、『ロズウェルなんか知らない』、講談社、2005年で登場する町である。

『ロズウェルなんか知らない』で描かれる駒木野は、UFOで村おこしの福島の飯野町のように、超常現象で村おこしに挑んだ群馬のうらぶれた温泉町だ。

この「Spファイル」の3号では、その駒木野が特集されており、村おこしの仕掛人である駒木野青年クラブのメンバーの一人で山師くさい鏑木という人物にインタビューした記事や、駒木野円盤フェスティバルの参加記録、「舟岩」に関する考察、駒木野の超常現象に関するイカレタ研究家の投稿などが掲載されている。

って、あれ? 前に調べたときに駒木野って場所はなかったと思ったんだけど…。 円盤フェスティバルの参加記録には、乗った列車名や下車駅まで書いてあるし? レイラインの解説では、駒木野の位置までおおよそわかるように書かれているし??

ええ、一瞬、だまされそうになりましたよ。

この事件が大々的にテレビなどで取り上げられていたというが、記憶に全くない。 もっとも、最近テレビは全く見ていないしなあ…。 検索しても駒木野なんて地名は出てこない…。

ついには、JR三坂駅なるものが存在しているかどうかチェックするために、検索して、特急水上1号の時刻表を確認してしまった。

ええ、おもろいです。 こういう企画。

他にも、《東日流外三郡史》とか、いろいろ楽しい記事があった。 今、オカルト系でおもろしろい同人誌かも。 ちなみに付録もついていて、前号の付録に至っては「コンタクティのビリー・マイヤーがインチキ撮影に使った円盤のペーパークラフトwith釣り糸」だった。

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