Programming in Objective-C 番外編
今回は、番外編ということで、Kathy Sierra、Bert Bates著、夏目大訳、『Head First Java第2版』、オライリージャパン、2006年の前半のプログラムの課題をObjective-Cで作成してみた。
…してみたのだけれど、実は"Programming in Objective-C"の前半では、主に数値を使ったプログラムばかり書いていたことがわかった。 たとえば、文字列を扱う方法は、まだ出てこなかったりする。 ところが、結構、実際のプログラムでは、この文字列の処理がポイントだったりする。 それで、Objective-Cはともかく、Cで文字列を扱うには、文字の配列を用意したり、文字の配列へのポインタを使ったりするのだが、これはなかなか最初はわかりにくい話だったりする。
Javaの場合、Stringクラスを使うとそれなりに安直に文字列を扱うことができて、『Head First Java』の課題では、文字列を使ったものが多い。 そんなこんなで、記憶と確認と定着のために、JavaをObjective-Cに置き換えて、練習しようという目論見ははずれ、ほとんど普通にCでプログラムを書いているのと大差ないハメに陥ってしまった。 それから、Cでは、無理に文字列を使うよりは、整数値を使った方がプログラムとしてはきれいになったりする場合もあり、結構、書き直す感じになった。
たぶん、後の方でNSStringとか出てくるらしいので、それを使えばいいだろうけれど、とりあえず今回はCの作法でという感じ。 それでも、Objective-Cについて、あやふやな理解をしていたところの復習には十分なった。
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